HISTORY

実績紹介

  • フレスコ画を守るために
    生まれたシリケート塗料

    力イム 口イヤランのバインダーは、「シリケート」と呼ばれるケイ酸塩で構成されており、ケイ酸ナトリウムを水に溶かして加熱することで得られる水ガラスの一種です。
    この原料は、中世時代から知られていた無機の天然材料でしたが、その当時は使用目的や具体的な用途が見つけられず、実用化にいたることはありませんでした。
    1800年に入り、芸術に情熱を捧げていたルードヴィッヒ1世は、自らの王宮の外壁をフレスコ画で仕上げましたが、それらは北アルプスの厳しい気候によってすぐさま破壊されてしまったのです。
    そこで彼は、バイ工ルン中の科学者たちに対し、耐候性に優れた塗料の開発を訴えました。その強い要望に応え、研究を重ねた結果、美しいフレスコ画を守ることのできる無機塗料の開発に成功したのが、A.W.力イムであり、のちに力イム社を設立することになりました。

    シリケート塗料を開発したA.W.カイム

    ルードヴィッヒ1世(1786年-1868年)

  • 100年を超える実績が示す
    類い稀な性能

    水ガラスは無機系の下地に浸透するとアル力リ分と反応を起こし下地とー体となるため、表面を覆うコーティングとはまったく異なる保護作用が発揮されます。またバインダーだけでなく顔料にも無機材料を用いることで、高い色彩力と耐久性を備えています。
    その特別な性能を持つ力イム塗料は、100年以上も前に竣工した建造物の美しい外壁を、いまもなお美しく保護し続けることができるのです。
    力イム ロイヤランは耐久性が極めて高く色彩が安定しでおり、厳しい気候に対する優れた耐候性等を持つことから、その性能が高く評価されており、現在では世界的に著名な建築家や、大規模プロジェクトの建築主に厚く信頼されています。
    だからこそ、長い時間を携えた歴史的建造物から最新の現代建築まで、世界中で幅広く使用されているのです。

    シュビッツ市庁舎/スイス 竣工1891年

    ヴェレンシュタットの住居/スイス

  • 色彩の建築家が愛した
    世界遺産に遺る塗料

    ブルーノ・タウト(1880年-1938年)

    東ドイツに位置するプロイセン地方ケーニヒスベルク生まれのブルーノ・タウトは、1900年代前半に活躍した世界的に著名な建築家の一人であり、彼が手がけた鉄のモニュメント(1910年)や、ガラスの家(1914年)が高く評価されました。また日本との関わりも深く、桂離宮の美しさを世界に広めた最初の建築家として知られています。
    彼は塗料にこだわりをみせたことから、「色彩の建築家」とも呼ばれ、自ら設計した建築のほとんどに、力イム社の無機塗料を採用しました。その理由は、塗装の作業性や耐久性、費用に対する効果の長期的維持力、安全性など、あらゆる面において優れた特徴を描つためだと言われています。タウトが1920年代に設計し、ベルリンに残した4つの住居団地は20世紀初頭に各分野で巻き起こった芸術活動であるモダニズム文化を色濃く遺す極めで貴重な建築として、2008年にユネスコの世界文化遺産に指定されました。
    これらの作品においてもカイム社の塗料が用いられており、当時の輝きを失うことなく現存しています。また、モダニズム時代に同じく活躍した建築家であるル・コルビュジェや、グロピウス、メンデルゾーンらも、力イム社のシリケート塗料を高く評価し様々な建築物に採用しています。

GALLERY

物件紹介

著名な建築家たちが
カイム社の塗料を塗装した実績

  • ル・コルビュジエ
  • ヴァルター・グロピウス
  • ブルーノ・タウト
  • 海外の有名どころ
  • カイムの街

これらの建築物の外壁はカイム塗料で塗装されています。

  • ル・コルビュジエ
    Le Corbusier
    1887年10月6日 - 1965年8月27日

    スイスで生まれ、主にフランスで活躍した建築家。ル・コルビュジェは、本名ではなく雑誌『レスプリ・ヌーヴォー』を創刊した際に用いたペンネームである。著書『建築をめざして』は世界中の建築家から注目を集め、この著書中の「住宅は住むための機械である」という言葉は、彼の建築思想の代表的なものとして知られる。西洋では石積み・レンガ積みによる建築が伝統的だったが、コルビュジエはスラブ、柱、階段のみが建築の主要要素だとするドミノシステムを考案した。その後、代表作サヴォア邸は、コルビュジエの主張する『新しい建築の5つの要点(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)』(近代建築の五原則)を体現している。
    日本でも「国立西洋美術館」の設計で親しみがあり、全てのコルビュジェの作品は2016年にユネスコ世界遺産に登録された。

    ユネスコ世界遺産 サヴォア邸(フランス)

    ユネスコ世界遺産 ヴァイセンホーフジードルング(シュトゥットガルト)

    ユニテ・ダビタシオン(ベルリン)

    ユネスコ世界遺産 ラ・ロッシュ/ジャンヌレ邸(フランス)

  • ヴァルター・グロピウス
    Walter Adolph Georg Gropius
    1883年5月18日 - 1969年7月5日

    モダニズムを代表するドイツの建築家。世界的に知られた教育機関(学校)である「バウハウス」の初代校長を務めた。1911年の作品、『ファグスの靴型工場』は鉄とガラスを用いた初期モダニズム建築であった。1919年にヴァイマルにバウハウスが開校するとグロピウスは初代校長となった。当初は総合芸術としての建築教育を目指すものであったが、カンディンスキーらのアヴァンギャルドな造形教育の場となった。やがてバウハウスはヴァイマルからデッサウに移され(グロピウス設計)、モダニズム建築の代表作として世界中に知られるようになった。1933年バウハウス閉鎖後、ドイツを脱出しイギリスに亡命、その後1937年にハーバード大学に招かれアメリカに赴いた。ここでイオ・ミン・ペイやフィリップ・ジョンソンらを育てた。第二次大戦後は母国ドイツにおいて再度、設計活動を行っている。

    バウハウス(デッサウ:グロピウス設計)外装にはカイム塗料が塗装されている。

    バウハウスの内装 カイム塗料で赤く塗装された天井は導線を示している。

    バウハウスの校長室

    マイスターホイザー(デッサウ:グロピウス設計)

    マイスターホイザーの内装にもカイム塗料が使われている

  • ブルーノ・タウト
    Bruno Julius Florian Taut
    1880年5月4日-1938年12月24日

    ドイツの東プロイセン・ケーニヒスベルク生まれの建築家であり都市計画家。1900年代前半に活躍した世界的に著名な建築家であり、彼が手がけた鉄のモニュメント(1910年)や、ガラスの家(1914年)は高く評価されている。日本とのかかわりも深く、桂離宮の美しさを世界に広めた最初の建築化として知られている。
    彼は塗料にこだわりを見せたことから『色彩の建築家』とも呼ばれ、自ら設計した建築のほとんどにカイム社の無機塗料を採用している。タウトが1920年代に設計し、ベルリンに残した4つの住居団地はモダニズム文化を色濃く遺す極めて貴重な建築としてユネスコ世界文化遺産に指定されている。

    ユネスコ世界遺産 ブリッツ集合住宅(ベルリン:ブルーノ・タウト設計)

    ユネスコ世界遺産 ファルケンベルクの田園都市住宅(ベルリン:ブルーノ・タウト設計)

    ユネスコ世界遺産 シラー公園の集合住宅(ベルリン:ブルーノ・タウト設計)

    ブルーノ・タウト旧宅(ダーレビッツ)

    シェーンランカー通りの集合住宅(ベルリン:ブルーノ・タウト設計)

  • Global Project
    世界中での実績

    マリーナ・ベイ・サンズ ホテル(シンガポール)塗装:カイムロイヤラン

    オペラハウス(オーストラリア)

    ユネスコ世界遺産 センチュリーホール(ポーランド)

    キリスト・エアローザー大聖堂(ロシア)

    ロイヤル・オペラ・ハウス(イギリス)

    カイバー・ロック・レジデンス(南アフリカ)塗装:カイムロイヤラン

    ユネスコ世界遺産 メルク修道院(オーストリア)

    マドリッド空港(スペイン)

    ジュセッペ スタジアム(イタリア)

    Domestic Project
    ドイツ国内実績

    ドイツ連邦首相府(ベルリン)

    デパート Weber Haus(アウクスブルク)塗装:1984年(塗装後32年経過)

    Sparkasse銀行(アウクスブルク)塗装:2008年(塗装後16年経過)

    Fugger銀行(アウクスブルク)塗装:1991年(塗装後26年経過)

    集合住宅(ミュンヘン)集合住宅(ミュンヘン) 塗装:2007年(塗装後9年経過)

    集合住宅(ミュンヘン) 塗装:2007年(塗装後9年経過)塗装:2008年(塗装後6年経過)

    集合住宅(ミュンヘン) 塗装:2009年(塗装後7年経過)

  • ~カイムの町~
    シュタイン・アム・ライン(スイス)

    スイスのライン河畔にある人口3,000人程度の小さな町『シュタイン・アム・ライン』。町の隅々まで歩いてもわずか1時間程度で回ることができます。『シュタイン・アム・ライン』とはドイツ語で『ライン川の宝石』という意味で、その名のとおり壁に描かれたフレスコ画が鮮やかなとても美しい街並みが私たちを出迎えてくれます。この壁に描かれた絵画に使用されているのがカイム社の塗料です。この町にはカイム社の塗料が使用された中でも特に古い物件が多く、100年以上前に塗装された壁絵が今でも美しく存在しています。
    ドイツの塗料メーカーであるカイム社の古い物件がスイスに多く現存している理由は戦争の歴史にあります。ドイツでは戦争によりほとんど破壊されたのに対し、永世中立国であるスイスは戦争に巻き込まれなかったため古い建築物が当時のままの状態で残っています。

    カイム社の塗料で外壁に美しく描かれた絵画

    ホテル・レストラン アドラー(シュタイン・アム・ライン)塗装:1885年(塗装後131年経過)

    シュタイン・アム・ラインの市庁舎塗装:1900年(塗装後116年経過)

COLORS

カラーシミュレーション

ご要望に応じた色が作成できます。
※一部色によっては出ない場合があります予めご了承ください。

色をクリックすると写真が切り替わります。
※色はイメージです。天候や角度によって異なります。

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PRODUCT DATA

商品詳細データ

  • 荷姿

    • カイムロイヤラン
      …15kg

    • <専用希釈剤>
      ディルーション
      …15L、4L

  • 超耐候性

    下地と一体化して高い保護性能と耐久性を発揮するカイムのシリケート塗料は、様々な要因(天候・直射日光・酸性雨・空気中の汚れや有害物質等)から塗装面を守ります。色の安定性と耐久性は暴露試験でも証明されています。
    左:屋内で8年経過、右:屋外で8年経過(ドイツの塗料試験センターiLF による)

  • 美しい発色

    カイム ロイヤランはバインダーに水ガラスを使っています。太陽光がバインダーを通って直接色素に届きますので、美しく発色します。
    樹脂系塗料では色素が樹脂に包まれているため、太陽光が直接色素に届かず、発色があまり美しくありません。
  • 超低汚染性

    乾燥後にタックが残らず、無機塗料であるため帯電しにくく低汚染性に優れます。

  • 不燃性

    ペーパータオルに、それぞれ端をやや残してアクリル塗料とロイヤランを塗付し乾燥させ、端を重ね合わせて点火。
    (左:アクリル塗料 右:カイム ロイヤラン)

    点火直後
    両試験体共、塗料が塗られていない端は燃え上がります。
    点火5秒後
    アクリル塗料塗装部は燃え上がりますが、カイム ロイヤラン塗装部は燃え広がりません。
  • 艶消し

    高級感のあるマットな仕上がりを提供します。

  • 透湿性

    寒冷地でも施工に最適。屋内の湿気を効果的に逃がします。

  • 作業性

    タレにくいので塗りやすい。

  • 安全性環境対応

    ホルムアルデヒドはもちろん溶剤や保存料を使っていないので、臭いが少なく、万一の火災発生時にも有毒ガスが発生しません。

  • 防カビ防藻性

    有機物の含有量が少ないためカビや藻の発生を抑制します。

NEWS

お知らせ

2016.11.1
カイムロイヤランウェブサイトを公開しました。

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